サブラヒの読書記録〜ときどき映画

読んだ本や観た映画を記録してあるだけのブログです。ネタバレはほぼありません。

【コミック】ゴルゴは40年全く飽きが来ない!

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作家:さいとうたかお
書名:ビッグコミック別冊 特集ゴルゴ13シリーズ No.207
発売:2020年3月13日
発行:小学館
値段:税込み 530円
頁数:330ページくらい
読書日:2020年3月13日~2020年3月14日

  • 現代に生きる忍者の話。昔のゴルゴにはこういうのがいっぱいあったと思う。
  • アウン・サン・スー・チーさんがモデルで面白い。 
  • ゴルゴ13にはいつも全く関係ない作品が1つ登場する。今回は江戸時代の大相撲。
  • これはちょっと冷酷なゴルゴ。地雷を踏んでしまった哀れな夫婦が登場。

 10代の頃からゴルゴ13を読んでいるが全く飽きが来ない。昔のを読んでもそんなに古臭い感じがしない。絵のタッチは結構変化しているけどね。昔は驚くシーンなんかもあったけど今は全く物事に動じないマシーンになっている。

   3ヶ月に1回の出版だから次は6月。今から待ち遠しい。

 

【映画】キアヌ・リーブスとゴルゴ13はどっちが強い?

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タイトル:ジョンウイック:チャプター2
監督:チャド・スタエルスキ
劇場公開:2017年7月
上映時間:2時間2分

 Amazon Prime Videoで視聴。1がなにげに面白くて続編も観てしまった。いやいやこんなヤツいねえヨ!って思いながらもついつい観てしまう。街中で、コンサート会場で、電車の中でなどありとあらゆる場所で敵を殺しまくる。ゴルゴ13並の強さだ。  

 殺し屋?マフィア?の組織だか組合だかがどういった設定なのかよくわからんがこれは結構ハマる。去年、さらに続編が公開されたようだ。第3話ってことか。Amazonで出たら観ようかな。  

 ハッキリって単純なアクション映画だが考える映画は疲れるから嫌いだ。この映画はあんまり明るくないのが欠点だな。  

 さて、次は戦争映画をみようか?     

この感じ木下昌輝、こういう展開 嫌いではない!

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作家:木下昌輝
書名:戦国十二刻 終わりのとき
発売:2019年7月
発行:光文社時代小説文庫
値段:600円
頁数:解説含め270
読書日:2020年2月21日~2020年2月28日

  • 淀君と秀頼の話。あー、そうきたかという感じで良かった。

  • 伊達政宗と壮絶な伊達政宗の親父さんの死の話。伊達政宗はそんなに好きではないが渡辺謙北大路欣也を想像して楽しめる。 

  • 今川義元と死んだ兄の話。昔は信長にやられちゃったお歯黒さんって感じだったが今は海道一の弓取りとして武勇知略に秀でた武将というイメージがある。そんな義元がどうして信長に討たれたのか。

  • 山本勘助、とは言っても登場は信玄の弟と倅。山本勘助って謎が多いっていうか本当にいたのかどうかもあやしい軍師らしいが、この本では山本勘助はどのように死んだのかが描かれる。

  • 足利義輝、この本で一番好きな話かも。「麒麟がくる」で向井理が演じている将軍様。もともとこの将軍様将軍様なのに塚原卜伝の高弟であり剣豪として有名な人。家臣の家臣の家臣である松永久秀吉田鋼太郎)に殺された将軍様だが「将軍様なのに討たれちゃうの!?」と昔から嫌いではない。この本の中では最高に死に様がカッコいい!

  • 家康の一生が数ページでわかる話。それだけ。面白いけど。

 ちなみに評判が良かったのか「始まりのとき」ってのが発刊されている。文庫本になったらまた購入してみよう。さあ、お次は山田風太郎の明治シリーズ。いやー、時代小説って面白いね。

体が震え、硬直するほどの衝撃!

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作家:飯山陽
書名:イスラム2.0
発売:2019年11月
発行:河出書房新社 (新書)
値段:968円
頁数:267
読書日:2020年2月9日~2020年2月21日

 虎ノ門ニュースで有本さんの日にゲストで出演されていた方。その前にも一度テレビでみたような、、、、、。話の内容が衝撃的だったので改めて本を読んでみようと思い蔦屋書店で購入した。

   衝撃的!!! イスラム教というのはどういう宗教なのかを説明されている。TVのニュースで流される「テロ」、「ジハード」、「イスラム国」について解説されていて目からウロコがってこういう場合にも使うのかどうかわからないがそんな状態。「なーるほどオ」という感じ。  

 曹洞宗の自分ではあるが、特に熱心なわけではない。いい歳こいて葬儀やなにかのときの作法もロクにできないんでちょっと恥ずかしくもある。正月にはお寺に行き方杖様にご挨拶しその足で神社に初詣に行ったりもする。山の神、海の神、学問の神、出産の神といろんな神にお詣りする。そんな自分からするとイスラム教とはなんと厳格な宗教なのだと驚きを禁じえない。

   賛否両論で結構ボッコにされてもいるが、とりあえずは衝撃的な本に出会ったということだ。韓国の本も衝撃的ではあったけどね。

  例によってWikipediaによると、

ですと。

【映画】水戸ってなんか好きになれないんだけど、頭がオカシイのかかわいそうな気もする。

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タイトル:桜田門外ノ変 監督:佐藤純彌 原作:吉村昭 劇場公開:2010年10月 上映時間:137分

 Amazon Prime Videoで視聴。水戸藩薩摩藩のテロリストがときの大老井伊直弼を襲ってクビ斬って、逃亡して、その連中がどうなったのかを描いている。

 それにしても、大老のクビ一つとるのにまわりを何人不幸にすればいいのか、、、不幸になった人たちの可愛そうなことはこの上もない。

 俺の好きな役者もいっぱい出ていて面白かったけど、最初と最後の現代風景はいらんなあ。

 

【アニメ】手塚作品は深い。

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amazonプライムビデオから

タイトル:どろろ
制作:手塚プロ
原作:手塚治虫
TV公開:2019年1月〜全24話

 これもAmazon Prime Videoで視聴。なにげに飯の準備をしながら観ていたら面白くてとうとう最終話まで観終えた。戦争の悲惨さや人間の弱い心などが描かれる。

 原作を読んだことはなかったがもしかすると違うのかもしれないような気がする。

どろろ公式サイト

タイトルはイマイチだけど面白い!

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作家:木下昌輝
書名:宇喜多の捨て嫁(文庫本)
発売:2017年4月
発行:文藝春秋
値段:740円(ブックオフで中古420円)
頁数:380
読書日:2020年1月31日~2020年2月8日

 最近好きな作家さん。本の題名からしてもしかして和田竜の「村上海賊の娘」みたいな感じで嫁さんがメインなのかと勝手に思って読みだした。

 娘の目から見た直家、主家浦上宗景やその倅からみた直家、主家の敵の家臣から見た直家と視点を変えての描写が読むほどに気持ちいい。

 この本は、宇喜多直家のストーリーだ。特に興味も全く無い武将だったがもう少し気にかけてみよう。

 そうそう、官兵衛がほんの一瞬だけ登場する。余談だが、Wikipediaによると以下の作品がある。

  • 2014年『宇喜多の捨て嫁』文春文庫
  • 2015年『人魚ノ肉』文春文庫
  • 2016年『天下一の軽口男』幻冬舎
  • 2016年『戦国24時 さいごの刻』光文社
  • 2017年『敵の名は、宮本武蔵KADOKAWA
  • 2017年『秀吉の活』幻冬舎
  • 2018年『兵』講談社
  • 2018年『宇喜多の楽土』文藝春秋
  • 2018年『絵金、闇を塗る』 集英社
  • 2019年『炯眼に候』文藝春秋
  • 2019年『金剛の塔』徳間書店[1]
  • 2019年『戦国十二刻 始まりのとき』光文社