サブラヒの読書記録〜ときどき映画

読んだ本や観た映画を記録してあるだけのブログです。ネタバレはほぼありません。

タイトルはイマイチだけど面白い!

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作家:木下昌輝
書名:宇喜多の捨て嫁(文庫本)
発売:2017年4月
発行:文藝春秋
値段:740円(ブックオフで中古420円)
頁数:380
読書日:2020年1月31日~2020年2月8日

 最近好きな作家さん。本の題名からしてもしかして和田竜の「村上海賊の娘」みたいな感じで嫁さんがメインなのかと勝手に思って読みだした。

 娘の目から見た直家、主家浦上宗景やその倅からみた直家、主家の敵の家臣から見た直家と視点を変えての描写が読むほどに気持ちいい。

 この本は、宇喜多直家のストーリーだ。特に興味も全く無い武将だったがもう少し気にかけてみよう。

 そうそう、官兵衛がほんの一瞬だけ登場する。余談だが、Wikipediaによると以下の作品がある。

  • 2014年『宇喜多の捨て嫁』文春文庫
  • 2015年『人魚ノ肉』文春文庫
  • 2016年『天下一の軽口男』幻冬舎
  • 2016年『戦国24時 さいごの刻』光文社
  • 2017年『敵の名は、宮本武蔵KADOKAWA
  • 2017年『秀吉の活』幻冬舎
  • 2018年『兵』講談社
  • 2018年『宇喜多の楽土』文藝春秋
  • 2018年『絵金、闇を塗る』 集英社
  • 2019年『炯眼に候』文藝春秋
  • 2019年『金剛の塔』徳間書店[1]
  • 2019年『戦国十二刻 始まりのとき』光文社

【映画】真田広之の殺陣はいいなあ、、、とても。

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タイトル:たそがれ清兵衛
監督:山田洋次
原作:藤沢周平
劇場公開:2002年11月

 これもAmazon Prime Videoで視聴。真田広之のアクションが昔から好きだからとても面白かった。これは劇場で観たほうがもっと良かったかもしれない。宮沢りえはきれいだ。  ところで宮沢りえの兄上の吹越満はどうなったんだろう?

お隣と仲良くできるのか?

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作家:李栄薫[編著]イ・ヨンフン って読むらしい
書名:反日種族主義
発売:2019年11月
発行:文藝春秋
値段:1760円(ブックオフじゃないよ)
頁数:352
読書日:2020年1月4日~2020年1月30日

 虎ノ門ニュースで松木国俊さんも紹介していた。間違っている箇所もいくつかあるらしいがデータが豊富で圧倒される。信頼できる内容だと思う。この人よく無事でいられるなあと思う。この本は日本人も韓国人も反日の人も反韓の人も読むべき!

【映画】トヨエツと吉川晃司&官房長がいい味出しています。

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タイトル:必死剣鳥刺し
監督:平山秀幸
原作:藤沢周平
劇場公開:2010年7月

 Amazon Prime Videoでなにげに視聴。思いの外良かった。トヨエツと吉川晃司は殺陣がいいな。それに小野田官房長の悪役も良かった。最後の最後にトヨエツに成敗されちゃったけどね。

なかなか素敵な若きボンボン戦国大名の人生

f:id:saburahi:20200131210608j:plain 作家:秋山香乃
書名:氏真、寂たり
発売:2019年9月
発行:静岡新聞社
値段:2090円(ブックオフじゃないよ)
頁数:480
読書日:2020年1月1日~2020年1月5日

 今川氏真には全く興味がなかったが(親父さんの今川義元にさえ「なんだかなぁ~」というイメージしかもっていなかったんだけどね~)、作家が秋山香乃だということと、NHK大河ドラマの「おんな城主直虎」で歌舞伎役者の尾上松也って人が演じていて、遊び呆けて家をつぶしたバカ殿さまというイメージだったのが記憶にあったから。

 読んでみてとても面白かった。小説なんで結構フィクションだったり盛っていたりするのかもしれないけど嫌いではない生き方。めちゃめちゃ剣豪・剣聖って設定がいい。本当にそうだったんだろうか? ちょっとカッコいいかも、、、

 ちなみにだけど、旦那さんが同じく作家さんで 鈴木英治さんって人らしいんだけど「義元、遼たり」 って本を同じ時期に出している。こっちは今の所購入予定なし。